城下を中心にはじめられたものづくり、そしていま宇宙へ

江戸と京・大阪の間に位置して、古来より交通の要衝でもあった名古屋。肥沃な濃尾平野や豊かな海の幸に恵まれた伊勢湾、そして木曽川の上流から供給される良質な木材資源。名古屋は町がつくられたときから発展する可能性を持った場所だったのです。しかも徳川家の強大な力を背景に築かれた名古屋城。復元計画が進められている本丸御殿は近世城郭御殿の最高傑作といわれていました。街ができれば様々な職人が集まり腕を競います。そして和時計の技術はからくり人形づくりに応用され、その技術は日本が近代国家の仲間入りをしてからも、近代産業に応用されていきました。
こうして受け継がれたものづくりの技術と精神は、いまや航空宇宙産業、輸送器機、ファインセラミックスなど日本の未来を導く産業都市として発展を続けています。


トヨタ会館

トヨタ産業技術記念館

ノリタケの森

トヨタ博物館

有松・鳴海絞会館

ものづくり文化の道

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